急激な減酒以来の腰痛
- 2016/09/17
- 01:01
ワインを飲むのは月2回、は変わらずに守れている。7月8月は比較的安定していた。激しい飲酒欲求も飲みすぎもそんなになかった。強い薦めではなかったが紹介された本があっていま読んでいる。「ヒーリング・バック・ペイン」サーノ博士というアメリカのお医者さんが書いた本。抑圧した怒りや緊張が原因で背腰痛が引き起こされるという話。そしてそれに気づくことでかなりの患者が快方に向かう、といった話。これが本当に事実なら医...
プレアルコホリックで節酒しています
Author:erisavins
プレアルコホリックの
嘉殿・ヴァンス・絵理紗です。
現在52歳の既婚・子供有り(すでに独立)の女性です。
1999年前後より飲酒(主としてワイン)をはじめましたが、2014年4月~12月まで断酒し、2015年から飲むのは月2回だけと、かなり(自分としては)厳しい基準をもうけてワインと付き合っていましたが、ブログにあるようにかなりの葛藤や憤りがあり、2017年9月以降は「基本的には飲まない、飲むのはよほどの機会のみ」と決めて、緩やかに月0.5回だけワインを飲む生活を送っています。
半年断酒のきっかけは、酒量が増えて休肝日も減ってきてちょっとまずいな~と思っていたところ、2014年4月にひどい悪酔いに襲われ、その時初めて心底「お酒やめたい」と思ったことです。
腸も悪かったので、かかりつけの消化器科を受診したところ、「こんな胃腸の状態で飲んでいるなんて!」「お酒は絶対だめ」と、しばしの断酒を余儀なくされました。
しかし、そのお医者さんが診断したのは胃腸の悪さだけでなく、私の抱えるプレアルコホリック(アルコール依存症の前段階)という病気でした。ブログにも書きましたが、その先生に「こんな胃腸の状態で飲みたくなるんだったら久里浜に紹介状書いてやるから来なさい」と言われたのはこたえました。
このブログはそのワインを飲めないつらさと精神的依存との戦い、2015年に許可を得た断酒明け後のお酒に関わる心身の様子を進行形で語ります。
私は昔から病気の回復もゆっくりで、いろいろな治療やセラピーも効くのにものすごく時間がかかるという特徴があります。紆余曲折、ジタバタ回り道をしながら蟻のように進みます。しかし、色々あってもだれに何と言われようとも、減酒・節酒できている、続いている。
2020年にコロナとほぼ同時に「冠攣縮性狭心症」「微小血管狭心症」という病気になってしまいました。これは過去のお酒と関係があるかないかは全く分かりません(と医師が言っている)。現在は波があるものの、とてもよい心臓血管外科の担当医とタッグを組み、小康状態を保ちつつ快方に向かっています。
担当医はお酒はOKと言っていますがたまに飲む程度。
2020年にとてもよい「減酒本」と出会い、その人の体重と血中アルコール濃度に基づく、飲酒方法を知ることで節酒・減酒世界が一変しました。きちんとした科学的な裏付けのある方法はやはり強いです。
もちろんワインは美味しいし、素晴らしい文化(しかしドラッグ)だとは思いますが、もうそんなにのまなくてもよいときもあります。たまに5~6か月飲まなかったりしても平気です。隣でワインを飲まれていても飲みたくないときは飲まない。一番理想的なお酒との付き合い方になれたのではないかなと思っています。
2014年は辛かったですが、今はあの時治療を決断してよかったと思います。
「久里浜国立医療センター」と薬の名前以外の固有名詞は全て仮名です。
離脱症状や連続飲酒になる前のプレ依存状態の飲酒・断酒状況が書かれているブログをお探しの女性も是非参考になさってください。